ポルノか芸術か ラストタンゴ・イン・パリ

ラストタンゴ・イン・パリ LAST TANGO IN PARIS Ultimo tango a Parigi
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 ガルシア・マルケスの「光は水のよう」の中で、主人公たちの両親が「ラストタンゴ・イン・パリ」を見に行くという場面がある。もっとも、両親の留守中に主人公たちがアパートの部屋の中を光で満たすということが問題であり、映画そのものは直接物語には関わってこない。それでも、アメリカからパリに流れ着いたマーロン・ブランド扮するポールと、コロンビアからスペインに来ている「光は水のよう」の主人公一家を重ねて読むこともできるらしい。
 映画は本国イタリアでは物議をかもした作品で、レンタルビデオ店に並んでいた扇情的なパッケージも長年気になっていたのだが、30年以上も経って見てみると当時の騒ぎが何だったのかという感じ。男は女を理解できないし、女は男を理解しようとしないということなのだろうか。
 セックス描写もラストも衝撃的とはいえないほど時代は変わってしまったが、作品そのものは意外に古さを感じさせない。ひょっとすると普遍的なテーマが描かれているということなのかもしれない。

ラストタンゴ・イン・パリ〈オリジナル無修正版〉
20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント
2004-11-26

ユーザレビュー:
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