機械オタクのアラフォー親父に アイアンマン

アイアンマン IRON MAN
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 これもアメコミのヒーロー物。「ダークナイト」があれだけ盛り上がってしまうと、そのあとはなかなかハードルが高いが、ひと味違った路線で十分に楽しめた。ドラマ的な深みには欠けるものの、主人公の天才発明家トニー・スタークが、テロ組織に捕らえられながらも敵の目を盗んで自分でパワードスーツを作り上げてしまうところや、脱出したあとにさらに改良を重ねてバージョンアップしたパワードスーツを作るところは、中高生の頃に機械いじりに熱中したアラフォー世代を興奮させる。
 ドラマ的な深みに欠けるとは言ったが、特典映像の未公開シーンを見てみると、あえて冗長なエピソードを切り落とした製作側の意図がうかがえる。ローズ中佐との友情、美人秘書ペッパー・ポッツとの信頼関係などの人間関係の深まりを示すエピソードが編集段階まではストーリーの中に組み込まれていたようだ。
 ロバート・ダウニーJrは、「ゾディアック」のポール・アヴェリーの役柄そのまま、荒んだイメージがあったが、この作品では上手にそのイメージを利用しながらヒーローに変身している(私と同い年!)。グウィネス・パルトロウについては、役不足という感じもあったが、考えてみれば「スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー」にも出ているので、このテの作品は嫌いではないのかもしれない。ベタベタしない魅力を発揮している。
 アメコミのヒーロー物はどうしてもCGに頼りがちだが、この作品の場合は、アニメ的にならずに機械の質感がよく出ているところがよかった。アイアンマンはもちろんハイテクなのだが、一方でローテクな魅力もあるのだ。
 女性ウケはしないかもしれないが、ヒーロー物が好きな男性必見の作品である。

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ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
2009-03-18

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