ピアース・ブロスナンには荷が重い!? マンマ・ミーア!

マンマ・ミーア! MAMMA MIA!
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 ABBAが流行っていたのは小学生の頃。当時、洋楽にはそれほど興味はなかったが、小学校の音楽教師を父親に持つ友人の家に行くたびにレコード(懐かしい響き!)を聴かされていたので、カーペンターズとともに彼らの楽曲には馴染みがある。年齢的なこともあって、ほとんど違和感なく、この作品の世界に入っていくことができた。
 ミュージカル映画というと、屋内のセットの中で歌い踊ることが多いような気がしていたが、この作品は屋外で歌い踊るシーンが多く、それが明るいABBAの音楽と合っていて非常に楽しい。舞台の方は全く想像がつかないものの、映画の方もこれはこれで成功しているのではないだろうか。
 私が特に気に入ったシーンは中盤の「ダンシング・クイーン」の群舞。インド映画を髣髴とさせる迫力に、「インド映画ってミュージカル映画だったんだ」と妙な発見をしてしまった。
 メリル・ストリープは80年代の半ばに「シルクウッド」「恋におちて」「愛と哀しみの果て」などを立て続けに見てファンになった女優の1人。セクシーさを感じさせる女優ではないが、知的でカッコいい。その彼女が少し間の抜けた母親役で、しかも表情豊かに歌い、踊るのは意外ではあったが、「さすが!」と唸るしかない。娘役のアマンダ・セイフライドも、表情豊かで冒頭からスクリーンに惹きつけられた。
 この母娘と始めとする女優陣が魅力的なのに対し、男優陣がやや影が薄い。ABBAの曲やストーリーの展開上やむを得ないとはいえ、3人の父親候補にはもう少し見せ場が欲しい。3人の中ではピアース・ブロスナンが準主役という立場なのだが、メリル・ストリープに比べると貫禄負けしている感は否めない。実年齢でもメリル・ストリープより年下なのだが、彼女をリードできる俳優はそう多くはないはず。また、彼の歌の何ともハリのないこと。巧拙は素人にはわからないが、雰囲気はいまひとつ。ゴールデン・ラズベリー賞最低助演男優賞に選ばれたというのも頷ける。もっとも、そのためにメリル・ストリープやアマンダ・セイフライドが輝いて見えるという利点もあるのだが。

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2009-06-24

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