拍子抜け アンチクライスト

アンチクライスト ANTI CHRIST ☆

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 2009年のカンヌ国際映画祭で賛否両論の物議をかもした話題作。雑誌「映画秘宝」などの記事やポスターの図柄も印象に残っており、過激なシーンも話題になったということなので Blu-ray を予約注文して購入した。
 期待に胸を膨らませ、ショッキングな描写とその衝撃に備えながら104分の本編を鑑賞したが、何とも拍子抜け。印象的な映像や音楽、ウィレム・デフォーとシャルロット・ゲンズブールの鬼気迫る演技には感心するものの、肝心のテーマが伝わってこなかった。単に私が理解できなかっただけかもしれないが、単純にまとめてしまうと、息子を亡くして自責の念に駆られた夫婦が精神的に錯乱していくというだけの話である。母親は、息子が自宅アパートの窓から転落するところを夫とのセックスの最中に実は視界に入れていたという点と、事故の以前から母親には息子を虐待していた疑いがある点なども、それほど衝撃的には感じない。

 最近、何でもありの作品を見すぎているせいかもしれないし、タイトルからうかがえる宗教観の違いが大きいのかもしれないが、私には分かったふりをして批評することができない作品だった。悔しいので時間をおいて見直したいと思っている。

作品データ
監督:ラース・フォン・トリアー 出演:ウィレム・デフォー、シャルロット・ゲンズブール他
製作年:2009年 製作国:デンマーク/ドイツ/フランス他


アンチクライスト [Blu-ray]
キングレコード
2011-09-07

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