武力行使の結末 エンダーのゲーム

エンダーのゲーム  ENDER'S GAME  【iTunes】

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 オーソン・スコット・カードの人気SF小説を映画化した作品。侵攻してきた異星人を退けた地球では、世界中から優秀な少年少女を集め、「戦いを終わらせる者」を養成している。エンダー(エイサ・バターフィールド)は、ハイラム・グラッフ大佐(ハリソン・フォード)に才能を見いだされ、指揮官として異星人との戦いに向けて仲間たちと戦闘シミュレーションを繰り返す。

 単なる子供だましの作品ではなかったが、大人向けの作品であるとも言い切れない中途半端な印象。「ヒューゴの不思議な発明」のエイサ・バターフィールドがナイーヴな主人公を好演しているが、主人公の抱えている不安定さが作品全体までも覆っている。結末の後味の悪さは、「武力行使」や「集団的自衛権」についてもあれこれと考えさせられた。

 「我が国の存立を全うし、国民を守るために他に適当な手段がないこと」という要件に合致すれば武力行使が認められるというのは、まさにこの作品にも当てはまる。実際に戦闘が始まれば他国の領空や領海だからといって攻撃を中止することはあり得ない。そうなると場合によっては、エンダーのように敵を絶滅に追いやる事態も起こり得るというわけだ。

 安倍首相のように聡明で高い倫理観を持った人物が国の舵取りをしているうちは日本が戦争へ向かうことはないだろうが、首相が替わればどうにでも運用できるような「解釈」の変更は危険極まりない。

 さらに映画から話題は離れるが、公明党も解党して自民党と一緒になってしまえばいいのに。「修正を迫った」と言って面子を立てても、結局は自民党の政策を追認しているだけ。もはや「生命・生活・生存」を尊重しているとは言えないのでは? むしろ公明党の議員は自民党所属となり、自民党の推し進めるすばらしい政策を実現すべく努力した方が国民のためといえるだろう。

 政治や宗教についての発言をすると過敏に反応する人がいるのでこの辺で。ちなみに現時点で私が支持する政党はありません。


作品データ
監督:ギャヴィン・フッド 出演:エイサ・バターフィールド、ハリソン・フォード
製作年:2013年 製作国:アメリカ


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