若々しい J・ライアン エージェント・ライアン

エージェント・ライアン Jack Ryan: Shadow Recruit 【iTunes】

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 トム・クランシーの原作による「ジャック・ライアン」シリーズのリブート作品。ジャック・ライアンを演じるのは、アレック・ボールドウィン、ハリソン・フォード、ベン・アフレックに続いて4人目となるクリス・パインで、ライアンがCIAの分析官からエージェントになるまでを描いている。

 トム・クランシーの原作は学生時代にガール・フレンドから勧められて読むようになり、ライアンが大統領になる『合衆国崩壊』くらいまでは読んでいた。映画の方は「レッド・オクトーバーを追え」のアレック・ボールドウィンとショーン・コネリーのやりとりが印象深い。この作品はトム・クランシーの原作によらないオリジナル・ストーリーで、映画製作を前提にしてコンパクトにまとまっている。小説の「ジャック・ライアン」シリーズは情報量が豊富で、読み応えがあるのだが、映画化してしまうと小説の緊迫感が薄っぺらなものになってしまうのが常だった。その点、映画向きにオリジナル・ストーリーを作ったのは正解。早いテンポで物語が進み、一気にラストまで持っていく。もっとも、そのせいでライアンが情勢分析をするシーンはあるものの、「007」シリーズと違いがなくなってしまった。新たにシリーズ化されるようなので、このあとの「ジャック・ライアン」シリーズならではのポリティカル・サスペンスに期待したい。

 クリス・パイン演じるジャック・ライアンは若々しく行動的。ケビン・コスナーの上司もよかった。20年前なら彼自身が演じていたかもしれない。監督を務めたケネス・ブラナーも悪役で出演し、存在感たっぷりだった。しかし、一番の収穫はキーラ・ナイトレイである。ライアンの恋人役を演じているが、ただでさえ美しくかわいらしい彼女がこれまでの作品にも増して魅力的だった。ライアンの手助けはするものの、男勝りの活躍をしたり、謎を秘めたりすることなく、ふつうの女性を演じたところがいい。妻に怒られそうだが、キーラ・ナイトレイのような女性と結婚生活を送ってみたいなあ、と罰当たりなことを願ってしまった。 

作品データ
監督:ケネス・ブラナー 出演:クリス・パイン、キーラ・ナイトレイ、ケビン・コスナー他
製作年:2014年 製作国:アメリカ


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