力みが消えたキアヌ ジョン・ウィック

ジョン・ウィック JOHN WICK ☆ 【BD】

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 2014年公開のキアヌ・リーブス主演のアクション映画。キアヌが製作総指揮を兼ね、「マトリックス」でスタント・コーディネーターを務めたチャド・スタエルスキーがメガホンをとった。

 5年前に裏社会から姿を消した伝説の殺し屋ジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)は、病で亡くなった愛妻ヘレン(ブリジット・モイナハン)から贈られた子犬とともにひっそり暮らしていた。ある日、ジョンの愛車フォード・マスタングを狙った強盗が自宅に押し入り、子犬を撃ち殺して愛車を奪っていく。犯人が自分のかつての雇い主であるロシアン・マフィアのヴィゴ(ミカエル・ニクヴィスト)の息子ヨセフ(アルフィー・アレン)であることを知ったジョンは、彼への復讐を決意する。ジョンに復讐を思いとどまらせることに失敗したヴィゴは、懸賞金200万ドルをかけて組織の殺し屋たちにジョンの暗殺を命令する。

 「マトリックス」以来、すっかりアクション俳優というイメージが定着したキアヌ・リーブスだが、彼のマニアックなこだわりが災いしたのか、その後の作品は何とも微妙な「二流感」がつきまとった。このままジャン=クロード・ヴァンダムのようになってしまうのかと心配していたところで、ハードなアクション映画の製作総指揮を務めたという。最初はスルーするつもりだったが、予想に反して評判がいい。Amazonのレビューでも高評価が多いので、プライムビデオではなく、Blu-rayで購入した。

 凄腕の殺し屋の復讐譚なので、大筋は単純である。しかし、設定とキャストがなかなか凝っている。ジョンのかつての雇い主ヴィゴは、ジョンのおかげで現在の地位を築いたという負い目があり、そのうえ彼の腕を知っているだけに最初は組織を挙げての全面戦争に踏み切れない。その葛藤を静かに表現するミカエル・ニクヴィストの演技が何ともシブい。また、ヴィゴに200万ドルでジョン暗殺を依頼されたマーカスの行動も謎。ウィレム・デフォーをキャスティングして大正解である。裏社会の人間が集まる「コンチネンタル・ホテル」という舞台と、そのオーナーを演じたイアン・マクシェーンやホテルマネージャー役のランス・レディックにもしびれてしまう。そしてサプライズの喜びはエイドリアンヌ・パリッキが女殺し屋として登場したこと。ちょっと前まで「エージェント・オブ・シールド」にはまっていたので、ボビーとまた会えたのは嬉しかった。

 キアヌを始め、アクションを知り尽くしたスタッフが作っただけあって格闘シーンも銃撃シーンもカーアクションも十二分に合格点。キアヌの演技も肩から力が抜けて鬱陶しくなく、「二流感」は全然感じられなかった。もちろん、「チャプター2」もBlu-rayを購入する。

作品データ
監督:チャド・スタエルスキー 出演:キアヌ・リーブス、ミカエル・ニクヴィスト他
製作年:2014年 製作国:アメリカ


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