人生の肯定 ボヘミアン・ラプソディ

ボヘミアン・ラプソディ BOHEMIAN RHAPSODY ☆ 【UHD】

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 1991年に亡くなった「クイーン」のボーカル、フレディ・マーキュリーを主人公にした2018年の音楽映画。日本でもリピーターが続出する大ヒットを記録した。

 ザンジバル革命からイングランドに逃れて家族と暮らしていた青年ファルーク(ラミ・マレック)は、自身がファンだったバンドのメンバー、ブライアン・メイ(グウィリム・リー)、ロジャー・テイラー(ベン・ハーディ)に声をかけ、脱退したボーカルに代わってバンド活動を始める。その後、自主制作のアルバム・レコーディングの様子を目に留めたEMIにスカウトされた彼らは「クイーン」としてデビューし、世界各国でのツアーを行うようになる。

 一昨年の大ヒット作品をUltra HD ブルーレイで鑑賞。見比べ、聞き比べたわけではないが、映像も音楽もまさにUHD向きの作品だったといえる。フレディ・マーキュリーとクイーンの伝記的映画ではあるものの、脚色されている部分も多いようで、挫折や葛藤などはそれほど深く描かれているわけではない。あえて単純化することでフレディが時代を駆け抜けていった雰囲気を出したかったような気がする。登場人物の内面が深く描かれていないという不満もありそうだが、プラス面を表に出すことでフレディの人生が肯定的に描かれ、音楽映画としてのリズムが保てるならば、それはそれで見る者も幸せな気持ちになり、作品としてのテーマも明確になる。80年代のMTV全盛期に洋楽を聴いていた私にとって、クイーンはリアルタイムのバンドというよりは、フレディの死後に改めて認識するようになったバンド。フレディがエイズで亡くなったという印象だけが強かったので、この作品を見ることで改めて彼のすごさと、残された楽曲の素晴らしさを認識することになった。

 フレディ・マーキュリーのような特別な人間に限らず、私たちの人生にはいろいろなことがある。人生のプラス面よりもマイナス面を見てしまえば生きるエネルギーも湧いてこないが、プラス面を拾い上げていくことで自分の人生を肯定的に捉えることができるようになる。正月にこの作品を見て、自分もできるだけ人生を肯定的に捉え、前向きに生きていこうと決意を新たにした。 

作品データ
監督:ブライアン・シンガー 出演:ラミ・マレック、ルーシー・ボーイントン他
製作年:2018年 製作国:アメリカ、イギリス

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